ODX (Open Diagnostic eXchange) 形式は、XMLベースのASAM標準規格で、診断に関係するECUデータの記述に使用されます。
ODXは、ASAMとISOによって現在共同策定中です。今後は、ODXをISO標準規格として入手することもできるようになります。
車両、ECU、テスターの製造に、自動車メーカーに依存しないODX形式で、ECU診断データをやり取りすることができます。 ODXは、オープンな交換フォーマットとして設計されているため、自動車メーカー間の共同プロジェクトでの使用に適しています。
ベクターは、CANdelaStudio、CANape、CANdito、CANoe、CANdelaFlashといった診断関連の製品でODXをサポートし、ODX診断データをシンプルかつ効率的に扱う方法を提供します。また今後、CANdescやCANoeオプションDiVaでもODXをサポートすることを計画しています。
2001年よりベクターは、ASAMおよびISOの運営委員会にて、ODX標準規格を制定するための協力を行ってきました。この時すでに開発工程にODXを取り込んでいる自動車OEMやサプライヤもありましたが、ODXの標準化はまだ完了していませんでした。 ODX規格は柔軟性にとんでおり、様々なODXの派生が生じるであろうということが予測されています。ベクターは、このようなODXの派生を診断プロセスのすべての工程でサポートするという課題に取り組んでゆきます。
ODXの標準化自体もそうですが、Vectorソフトウェア ツールへのODXのインテグレーションも完了していません。 ベクターは常に改良に努めており、ユーザーからの建設的なフィードバックを重要視しています。
ODXの詳細については、www.asam.netに記載されています。